同じ豆でも、いれた日ごとに記録します
豆の袋にある風味の説明だけでは、どんな器具でどういれたかを振り返れません。同じ袋を何日か使うなら、豆を区別する名前はそろえ、いれた日付は毎回分けて残します。カフェで注文したメニューを覚えておくノートとは違い、自分の手で行った抽出の記録です。
袋で確認した焙煎日、袋を開けた日、コーヒーをいれた日を混同しないようにします。袋にない生産情報は推測で補わず、必要な表示だけを自分で書き写しましょう。豆の写真は見分ける手掛かりです。アプリがパッケージを読み取って情報を自動登録するという意味ではありません。
挽き目の数字には、ミルの名前と目盛りの基準を添えます
「挽き目12」だけでは、どのミルのどんな基準か後でわからなくなることがあります。実際に使った器具名と設定の表記を一緒に書き、基準位置が未確認ならその点も残しましょう。別のミルの同じ数字を、同じ粗さだと読み違えないための情報です。
ドリッパーやフィルターも替えたなら、実際に使ったものを書きます。すべてを新しく測定する必要はありません。自分で確かめた値だけを残し、湯温を測っていなければ「未測定」と書けます。器具の設定値と別に実測した値を区別すると、以前の数字の意味がわかります。
一杯の抽出条件をポゲムに残す手順
コーヒーをいれた日に、豆の名前と実際に使ったドリッパー・ミルを書きます。
粉量と注いだ湯量を、確認した単位で残し、挽き目の設定の基準も添えます。
時間を計ったなら、どの瞬間からどの瞬間までかを書き、できあがった一杯の写真と結びます。
飲んだ時点での自分の印象と、次に確かめたい条件を、実行内容とは分けて追記します。
注いだ湯とできあがり量、計時の開始と終了を分けます
編集部の記入例は「粉15g/注いだ湯240g/できあがったコーヒーの重さは未測定」です。推奨する比率や抽出方法ではありません。注いだ量を、そのままカップに出た量として書くと意味が変わるため、何を量った数字か必ず添えます。
「2分40秒」にも始まりと終わりが必要です。最初に湯を注ぎ始めた瞬間からなのか、最後の注湯を終えた瞬間までなのか、自分が実際に計った区間を書きましょう。途中でタイマーを見失ったら、正確な総時間として残しません。ポゲムが抽出を検知したり、自動で計時したりするわけではありません。
袋にある風味の説明と、自分が飲んだ印象を分けます
袋にある果物の名前は販売元の説明で、「飲んだときにすっきり感じた」は自分の感想です。並べて残すことはできますが、感じなかった香りを自分の評価として写す必要はありません。熱いときか少し冷めたときかも添えると、いつの印象かわかりやすくなります。
次にいれた一杯の味が違っても、前の記録だけで原因を断定しません。豆、器具、時間など、確認できた条件の違いから見直しましょう。一回の印象を、一般的な品質評価や他の人の好みに広げず、自分が次に参照する実行メモとして残します。
レシピの指示より、実際に行ったことを続けて書きます
参考にした抽出方法があるなら、名前やリンクと、自分が違うやり方にした部分を残します。何回かに分けて注ぐ案内があっても、実際の回数を覚えていなければ未記録にしましょう。おすすめの文章をそのまま写すと、しなかった手順まで実行したように残ることがあります。
ポゲムには日付ごとの写真とメモを集めますが、専門的な抽出計算機や自動レシピ作成機能を前提にはしません。次にいれるとき、使った豆と自分の器具の設定を探し直せるかが、このノートの基準です。比較のために飲みたくない一杯を追加したり、新しい器具を買ったりする必要もありません。
よくある質問
ハンドドリップの記録では、どの数字から書けばよいですか?
自分で量った粉量と、注いだ湯量から単位付きで書いてみましょう。挽き目はミルと目盛りの基準を添え、わからない値は未測定として残します。
注いだ湯量と、できあがったコーヒーの量は同じですか?
この記録では別の測定項目として扱います。実際に何を量った値かを示し、できあがりを量っていないなら、注いだ量で代用しないようにします。
ポゲムにコーヒー用タイマーや抽出レシピの計算機はありますか?
この記事は写真とメモを使い、抽出条件を自分で残す方法です。コーヒー専用のタイマー、挽き目の計算、自動レシピ機能を紹介するものではありません。
