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水彩の混色記録:使った絵具と、乾いた色見本をつなぐノート

水彩の色見本を写真だけで残すと、どの絵具を混ぜたか思い出せないことがあります。紙の一マスと実際に使った絵具を結び、同じ混色に手を加えた場合と、新しく混ぜ直した場合を分けましょう。ぬれた状態と乾いた後の観察をつなぎ、測っていない比率はそのまま残す個人の制作ノートです。

編み物、水彩画、陶芸の制作写真を、毛糸玉や筆の横に広げた作業台
この記事の目次
  1. 01色見本の一マスを、探し直せる名前にします
  2. 02次の制作で見返せる、色見本ノートの手順
  3. 03目分量で混ぜたことも、そのまま書けます
  4. 04同じマスの、ぬれた姿と乾いた姿をつなぎます
  5. 05写真の色が違って見えたら、実物を見たメモを添えます
  6. 06制作日の写真に、マスと混ぜ方のメモを添えます
  7. 07よくある質問

色見本の一マスを、探し直せる名前にします

黄色と青を混ぜたマスがいくつもあると、「緑」だけでは見分けにくくなります。紙のマスにA1・A2などと書き、写真のメモにも同じ名前を使ってみましょう。紙全体の写真はマスの位置を、近くで撮った写真はそのマスの様子を見返す資料になります。

絵具は、チューブやパンの表示で確かめた製品名と色名を、わかる範囲で書きます。紙の種類も、実際にわかることだけ残しましょう。パレットで似て見える色を別の製品と同じ絵具としてまとめたり、思い出せない色番号を作ったりしないようにします。

次の制作で見返せる、色見本ノートの手順

  1. 使う紙と塗るマスを区別し、使った絵具を見分けられる名前で書きます。

  2. 一度混ぜて作った色と、それを塗ったマスをつなぎ、水や別の色を加えた場合は順序を残します。

  3. ぬれているマスの様子を書き、同じマスを乾いた後に見たら、その観察を追記します。

  4. 新しく混ぜ直した試みには別の名前を付け、前のマスをそのまま再現できたと決めつけません。

目分量で混ぜたことも、そのまま書けます

筆で一回ずつ取った量は、正確な体積を測った量とは違います。「黄色を先に置き、青を少し足した。比率は測らず」のように、実際の過程だけでも記録になります。参考にした混色表の数字を、自分が使った比率として写さないようにしましょう。

編集部の架空の例は「A1:黄色Nと青Bを混ぜた/青は後から加えた/量は測定せず」です。その混色に水を足して別のマスA2へ塗ったら、A1から続く変更と書きます。初めから混ぜ直したB1とは区別しましょう。乾いたマスの上に別の色を塗った場合は、パレットで混ぜる混色と分け、「A1の上に重ね塗り」と残します。

同じマスの、ぬれた姿と乾いた姿をつなぎます

乾く前に撮ったA1と、乾いた後に撮ったA1は、同じマスを別の状態で観察した写真です。二種類の新しい混色として数えないように、マスの名前をそろえます。乾いた状態をいつ確認したかは書けますが、測っていない乾燥時間を数字で確定しません。

見直したときに明るく感じたなら、その印象を残せます。照明や撮影条件も違った場合は、一緒に書きましょう。写真だけを見て、特定の絵具がいつもどれだけ明るくなるか、どの紙でも同じ結果になるかを決めつけないようにします。

写真の色が違って見えたら、実物を見たメモを添えます

スマートフォンの画面の色は、目の前の紙と違って感じられることがあります。「実物は写真ほど青く感じない」のように、そのとき比べた印象をメモしましょう。画像から取り出した色の値を、実際の絵具の標準値のようには扱いません。

前の色をもう一度作りたいときは、使った絵具とマスのメモを参考に、新しい試みとして残します。同じ名前の絵具でも、量が不明だったり紙が変わったりしたら、そのことを書きます。個人の色見本は自分の制作資料であり、色の正確さや再現を保証する標準表ではありません。

制作日の写真に、マスと混ぜ方のメモを添えます

ポゲムの写真・タイトル・メモに、作った色見本と混色の過程をまとめてみましょう。タイトルは「水彩の色見本A」、本文は「A1ぬれた状態/A1乾いた後/B1新しく混ぜた色」のように書けます。複数の写真があれば、どのマスのどんな状態かを自分で添えます。

ポゲムが絵具の比率を計算したり、写真の色を補正したりすることを前提にした記録法ではありません。紙の色見本は自分で保管し、写真日記には探し直す手掛かりを残します。作品に使ったら、作品名と実際に使ったマスを一文でつなぐこともできます。

よくある質問

絵具の比率を正確に測っていなくても、記録できますか?

使った絵具と加えた順序から書けます。目分量だったことを示し、正確な比率を作って付けなければ、次の試みの参考にできます。

ぬれた写真と乾いた写真は、別の色見本にしますか?

同じマスなら同じ名前を使い、観察した状態を分けます。新しく混ぜて塗った場合は別の試みと書き、二枚の関係がわかるようにします。

写真の色を見れば、同じ混色を再現できますか?

写真の色だけで正確な再現を保証することはできません。自分で残した材料・過程と実物の色見本を参考にし、新しく試した際に変わった条件を書きます。

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