本文へ移動
ブログ

サウンドウォークの記録:立ち止まった場所と、重なって聞こえた音を残す

散歩の写真には、そのとき聞こえた音は写りません。安全に立ち止まった場所の写真に、近くや遠くに感じた音、続いた音や途切れた音を言葉で添えてみましょう。実際に聞こえたことと推測した音の原因を分け、別の日の観察と区別するメモの例を紹介します。録音なしでも始められます。

森の道の脇にある木のベンチに置いた登山靴、空白のノート、鉛筆、山道のプリント写真
この記事の目次
  1. 01歩いた道全体より、足を止めて聞いた一か所を選びます
  2. 02近くの音と、遠くで続く音を一緒に書きます
  3. 03続いた音と、途切れた音を短い文で描きます
  4. 04一枚の写真と、聞いた音のメモをつなぐ手順
  5. 05音の名前がわからなければ、聞こえ方を残します
  6. 06録音がなくても、写真と文章で一場面を残せます
  7. 07よくある質問

歩いた道全体より、足を止めて聞いた一か所を選びます

散歩の後に「公園で鳥の声がした」と書こうとしても、いつ、どこで聞いたかが曖昧なことがあります。道の脇の安全な場所やベンチなど、少し立ち止まれる場所を選び、周囲の写真を一枚残しましょう。歩きながら、あるいは道を渡りながら、画面を見て書く必要はありません。

「池が見えるベンチに座って」など、自分がいた場所を文章に入れます。正面の風景を撮っていても、音は後ろや横から聞こえていたかもしれません。写っている物が、その音を出していたと決めつけないようにしましょう。

近くの音と、遠くで続く音を一緒に書きます

編集部が作った架空の場面は「近くで靴が地面をこする音、遠くで低く続く音、その上に短く二度重なった高い音」です。正確な名前がわからなくても、高さ、リズム、重なりを自分の言葉で書けます。鳥の種類や機械の名前を突き止めなくても、記録は作れます。

近い、遠いという言葉は、自分がその場で感じた距離感です。測っていなければ、何メートルという数値には直しません。一番大きく感じた音と、一番近くに感じた音が同じとは限らないので、別々に書いても構いません。

続いた音と、途切れた音を短い文で描きます

ずっと聞こえていた音に、ときどき入ってきた音を添えると、その場所をどう聞いたかが残ります。「低い音はいる間ずっと続き、かさかさという音が時折重なった」のように書いてみましょう。聞いていない時間まで含め、一日中同じだったと広げて書かないようにします。

後から思い出した音は、その場で書いたメモと分けます。順番を正確に思い出せなければ、「順番は覚えていない」のままで大丈夫です。他の人の私的な会話を書き取る代わりに、自分の周りで音がどう聞こえたかを残しましょう。

一枚の写真と、聞いた音のメモをつなぐ手順

  1. 安全にとどまれる一か所を選び、立っていた場所や座っていた場所を短く説明します。

  2. 周囲がわかる写真を撮り、実際に聞こえた音を自分の言葉で書きます。

  3. 近さや遠さ、続き方や途切れ方、音の重なりのうち、覚えておきたい特徴を添えます。

  4. 自分で確認した音の原因と推測を分け、別の場所へ移ったら、新しいメモとして区切ります。

音の名前がわからなければ、聞こえ方を残します

「柵のほうから、金属が短くぶつかるような音」と書けます。何がぶつかったかを見ていなければ、自転車の音だとは確定しません。後から原因を直接確認したなら、いつ確かめたかを加え、最初に聞いたときの表現も残せます。

翌日同じベンチに来ても、別の観察です。「今日ここにいる間は、前回の高い音を聞かなかった」と書き、その音がなくなった、環境が改善したとは判断しません。写真と個人の感想だけで、騒音の数値や環境の安全性を評価することもできません。

録音がなくても、写真と文章で一場面を残せます

ポゲムには、音を聞いた場面を日付ごとの写真とメモで残せます。タイトルに立ち止まった場所を書き、本文に「遠くで続いた音、近くで途切れながら聞こえた音」を添えてみましょう。一度の散歩で何か所かにとどまったなら、場所ごとに記録を分けると、それぞれの聞こえ方を読み返せます。

この記事は、音声ファイルのアップロードや、音の自動認識の使い方を説明するものではありません。写真は場所を思い出す手掛かりにし、音は自分で文章に書きます。メモが短くても、そのときどこにいて、何が一緒に聞こえたかがわかれば、一場面の記録になります。

よくある質問

サウンドウォークの記録には、録音機材が必要ですか?

この記録は、周囲の写真と文章だけで始められます。実際に聞いた音の特徴をメモする方法で、ポゲムの音声アップロードや音響分析機能を前提にはしていません。

鳥や機械の名前がわからないときは、何と書きますか?

短く繰り返す、遠くで低く続くなど、聞こえた様子を自分の言葉で書きます。原因を直接確かめていなければ、特定の物の音と決めつけないようにしましょう。

前回の音が聞こえなければ、なくなったと書いてもよいですか?

今日そこにいた時間には聞かなかった、と書きましょう。自分が観察していない時間や場所まで含めて、音がなくなったとは書きません。

TODAY

今日の写真で、さっそく始めてみませんか

写真一枚とひと言から、少しずつ。

Pogaemを始める