今日は何を確かめたいか、最初に一文で書きましょう
きれいな写真を撮ろう、という目標だけで始めると、何を変えたかをあとで説明しにくいことがあります。「カップの後ろの物が少なく見えたら、どんな印象になるか」など、今回確かめたい問いを一つ決めてみましょう。点数を付ける基準ではなく、2枚を見返すときの視点になります。
新しい場所や機材を用意する必要はありません。無理なく撮れる身近な物一つでも、記録を作れます。この記事は、特定のスマートフォンのカメラ操作を説明するものではありません。設定方法は、使っているカメラの案内で確認してください。
2枚の間で何を変えたかが、わかるように残します
編集部の例なら、まず机のカップを撮り、次はカップを動かさず、自分の立つ位置を変えて撮れます。「1枚目:机の正面/2枚目:横から」のように、実際に変えたことを書いておきましょう。どんな違いが出るかについて、最初から正解を決める必要はありません。
撮影の間に照明や周りの物も変わったら、そのことも添えておきます。一つの条件だけが違うと確かめられないのに、構図だけが理由だと言い切らないようにしましょう。2枚は個人の練習を見返すための資料であり、条件を統一した実験や、誰にでも当てはまる撮影の法則を示すものではありません。
2枚の写真で練習ノートを作る手順
撮る前に、今回確かめたい問いと、変えてみる条件を一つ決めます。
自分のカメラで2枚を撮り、どちらを先に撮ったかがわかる言葉を控えます。
ポゲムの実際に撮影した日付の記録に2枚を追加し、それぞれの条件をメモします。
見返して、自分の意図が表れた点と、次に確かめたいことを一行ずつ書きます。
ファイル情報だけではわからない、自分の選択を添えます
カメラが残す情報だけでは、なぜ横へ動いたか、何を画面から外したかったかまではわかりません。メモには、その選択の理由を残しましょう。「2枚目は背景の小箱が目立たず、カップに先に目が向いた」など、自分が見た違いを具体的に書けます。
確認していないレンズや設定値を、写真だけから推測して埋める必要はありません。ポゲムが構図を自動で分析したり、変えた条件を見つけたりするわけでもありません。直接わかっている撮影条件と、あとで感じたことが分かれていれば、数字がなくても練習ノートになります。
あまり気に入らない写真にも、比較するための役割があります
似た写真を整理するときは1枚に絞りたくなりますが、練習が目的なら、比べる2枚を一緒に残せます。どんな試みが自分の意図と違ったかも、メモにできます。記録の代表写真を選ぶことと、比較する写真を両方保管するかどうかは、別々に決めてよいことです。
人を撮る練習なら、撮影と共有の範囲を先に相談しましょう。表情や見た目に点数を付けるのではなく、自分が変えた撮影条件と、画面で感じた違いに目を向けます。複数の写真を追加できても、本人が残したくない場面まで保管する必要はありません。
次の記録では、同じ問いを試しても、別の問いに進んでも大丈夫です
数日後に別の物を撮ると、前の結論がそのまま当てはまらないこともあります。以前の写真を間違いとして消すより、被写体や条件の何が違ったかを書いてみましょう。同じ問いをもう一度試しても、確かめられた部分があれば別の問いに進んでもかまいません。
カレンダーでは練習した日を探し、アルバムでは撮りためた写真を続けて見られます。たくさん撮った日数より、何を試し、どんな選択をしたかがわかれば十分です。この記録を続ければ一定のペースで撮影技術が上がる、と約束するものではありません。
よくある質問
練習した写真は、一番よい1枚だけ残しますか?
比較が目的なら、条件を変えて試した2枚を一緒に残してかまいません。代表写真を1枚選ぶことと、比較用の写真を保管することは、分けて考えられます。
ポゲムが撮影設定や構図を自動で分析してくれますか?
この記事は、自分で撮った写真と、自分で書いたメモを整理する方法です。構図の自動評価や、撮影条件を分析する機能ではありません。
撮影中にいくつかの条件が変わっても、記録できますか?
できます。実際に変わったことと、確認できなかったことを書き、一つの変化だけが理由だと決め付けないようにしましょう。次回は比べる範囲を小さくすることもできます。
