曲名だけでなく、実際に開いた箇所を残します
同じ曲の練習でも、毎回全体を弾くとは限りません。曲名の下に、使った楽譜の版や編曲、ページと小節を書けば、どこを指すのか探し直せます。小節番号がなければ「2ページ目の最初の段」など、自分が見つけられる位置を書きましょう。
ピアノの左手だけを見たのか、ギターの特定の伴奏部分を扱ったのかなど、パートも残します。別の編曲で同じ小節番号を、同じ内容だと読まないために、まず基準を示します。これは奏法を教える案内ではなく、実際に練習した範囲を振り返るための個人ノートです。
練習の目標と、実際に試したことを別の文にします
編集部の記入例は「範囲:自分の楽譜の9〜12小節、左手/課題:つながる箇所を確かめる/実際:9〜10小節だけ区切って弾いた。後半は未実施」です。目標にした範囲を、すべて練習済みとして扱わないようにします。小節番号や課題は、記録形式を示すための例です。
テンポを書くなら、メトロノームに実際に設定した値なのか、後から思い出した数字なのかを区別します。繰り返し回数を数えていなければ、適当な回数で埋めません。「まだ迷う」にも、どのつなぎ目で止まったかを添えると、次に開く箇所が具体的になります。
一回の練習を写真とメモに残す手順
実際に練習した日に、曲名と楽譜の版、小節・ページ・パートをわかる範囲で書きます。
今回取り組むつもりだった課題と、実際に試した範囲を分け、使った設定があれば示します。
自分の練習メモや楽器の周りの写真を入れ、何を写したものか短く添えます。
次回最初に開く位置と確かめたい問いを残し、新しい練習は新しい日付に続けます。
先生からの助言と、自分の判断を分けます
レッスンの助言を残すなら、いつ、誰から、どの箇所について聞いたかを書きます。正確な言葉を覚えていなければ「自分が理解した要約」と示しましょう。自分の推測を先生が断定した評価として書かなければ、次のレッスンで尋ねたいことを探しやすくなります。
一人で弾いて聞こえた印象も、自分の観察として残します。たとえば「自分には二つの音の間が途切れて聞こえた」とは書けますが、それだけで姿勢や体の使い方の問題だと判断しません。痛みや演奏技術について判断が必要なとき、写真メモを専門的な指導の代わりにしないようにします。
写真は自分のメモや練習の場面を中心に選びます
写真だけでは、音の正確さやリズムを確認できません。楽器と自分のノートなど、その日の練習を思い出す場面を選び、扱った箇所は文章で補います。記録のために楽譜全体を撮ったり、他の人の演奏画面を持ってきたりする必要はありません。
楽譜やレッスン資料の写真を外部に共有するなら、資料の利用案内と関係する人の同意を確認します。個人用の記録でも、不要な名前や連絡先が一緒に写らないようにしましょう。ポゲムが写真から音程・リズム・演奏の実力を分析する機能を提供するという意味ではありません。
次回は前の目標より、実際に止まった場所を見直します
目標は12小節まででも、実際には10小節で止まったなら、次に開く場所もその違いを踏まえて決めます。同じ曲でも別の版に替えたときは、前の位置をそのまま移さず、新しい基準を書きます。しばらく休んだ後も、過去の範囲を終えたことにせず、今日確かめたところから続けましょう。
ポゲムの日付ごとの記録に曲名と範囲を同じ書き方で残すと、自分の練習の流れをたどれます。練習日誌は、連続出席表や上達の採点表にする必要はありません。次に何を開き、どんな問いを確かめるかが見つかれば、短い一回分のメモとして役立ちます。
よくある質問
楽器の練習日誌は、時間だけ書いてもよいですか?
時間は任意です。この方法では曲名、楽譜の基準、小節や範囲、パート、実際に試したことを先に残し、次回どこを開くかわかるようにします。
目標にした範囲を終えられなかった日は、どう書きますか?
予定した範囲と、実際に弾いた部分を分けて書きます。未実施の箇所を完了で埋めず、次回最初に確かめる位置を残せば十分です。
写真で演奏が上達したか評価できますか?
写真は練習の場面とメモを残す手掛かりです。音・リズム・演奏技術を自動評価するものではありません。自分が感じたことと、指導を受けた内容を分けて記録します。
