目数と、その目を数えた範囲の長さを組にします
ゲージ写真の横に「20目」とだけあると、試し編み全体を数えたのか、定規の二つの目盛りの間を数えたのかわかりにくくなります。横の目数と実際に測った範囲の長さを組にし、縦の段数は別に書きましょう。横と縦が同じ長さかどうかも、自分で確認します。
定規をどこに置いたかわかる写真と文章があれば、後から測定の基準を読めます。「中央の横方向、左の印から右の印まで」のように、範囲を示してみましょう。試し編み全体の幅と中央で数えた範囲を混ぜず、写真の遠近感で長さを補わないようにします。
同じ試し編みの、洗濯前と乾燥後を分けます
試し編みAを洗ったら、Aの新しい観察としてつなげます。糸の取扱案内と編み図を確認し、その範囲で実際にした洗濯・乾燥を書き、完全に乾いてから測った値かどうかも示しましょう。まだ洗っていなければ、洗濯後の記述は空けておいて構いません。
編集部の架空の記入例は「試し編みA/洗濯前:印を付けた横20目の長さ9.5cm、縦28段の長さ10cm/案内に沿って洗濯・乾燥後:同じ目数の横10cm、同じ段数の縦10.5cm」です。数字は書き方の例で、特定の糸の変化や完成する服の寸法を予測するものではありません。
数と長さの対応がわかる、ゲージノートの手順
試し編みを見分ける名前を付け、実際に使った糸・針・編み模様を、わかる範囲で書きます。
横の目数と縦の段数を直接数え、それぞれ測った範囲の長さと単位を添えます。
同じ試し編みに実際にした洗濯・乾燥を書き、乾いた状態で改めて確認した値を別に残します。
糸や針を替えて新しく編んだら別の試し編みとして記録し、前のものと区別します。
針を替えて編んだものは、前の試し編みの続きの値ではありません
針を替えて編み直した試し編みBは、Aとは別の対象です。糸や模様が同じに見えても、「Aの洗濯後」という名前は使いません。AとBで使った条件を書き、まずそれぞれの中で、数えた目・段と長さが対応しているかを確かめましょう。
同じ試し編みを測り直す場合も、別の範囲を測ったり、引っ張った状態が違ったりすれば、その違いを書きます。目の境目がわかりにくく数え直す必要があれば、暫定の値と示せます。数字をそろえるために未確認の数を丸めたり、写真から自動で数えた値のように書いたりしないようにします。
編み図の指定と、自分で測った値を分けます
編み図のゲージは出典のある参考値で、自分の試し編みで測った値とは役割が異なります。どの模様、どの状態を基準にした指定かも確認しておきましょう。「編み図の指定」と「試し編みAの実測」を別の行に置き、同じ数字になるとは考えずに残します。
このノートだけで、針をどれだけ替えるか、完成寸法はいくつかという正解を決めません。実際の編み方や手入れは糸と編み図の案内に従い、不明な点を確認します。測定範囲が残っていれば、後で計算や制作の判断をするとき、何を根拠にした値か読み返せます。
写真日記には、測るたびに同じ試し編みの名前を書きます
ポゲムでは試し編み全体と定規を置いた部分を一つの記録に入れ、タイトルを「試し編みAの測定」などにできます。後日の洗濯・乾燥後の記録にも同じ名前を使い、直接確認した数と長さをメモしましょう。必要なら、実物の保管場所も短く添えられます。
目数・段数・長さは、利用者が自分で文章に書く情報です。ポゲムが目を数えたり、写真から寸法を測ったりする機能を前提にはしません。実物と記録を合わせて見て、どの状態のどの測定かわかれば、個人のゲージノートとして使えます。
よくある質問
10cmの中の目数と、20目分の長さは同じ値ですか?
何を固定して測った値かを示しましょう。10cmの範囲にある目数を数えたのか、決めた20目分の長さを測ったのかを分け、横と縦もそれぞれ書きます。
洗濯前の写真しかなくても、洗濯後の数値を推測してよいですか?
実際に洗って乾かした後、自分で確認した値だけを残します。洗濯前の写真や、他の人が同じ糸で作った記録から、自分の試し編みの洗濯後の値を作らないようにします。
針を替えて編み直した試し編みは、どうつなげますか?
試し編みBなど新しい名前を付け、替えた針を書きます。同じ試し編みの前後の測定とは分けると、どの編み地の値か探し直せます。
