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旅先からの絵葉書:一人に伝えたい場面を、短い便りに

旅先からの絵葉書は、宛てる相手を一人決め、伝えたい場面を一つ選ぶと書き始められます。行程を並べた下書きから、呼びかけと結びのある一通へ直す創作例を紹介。帰宅後に書く場合の日付の分け方や、旅行写真と自分で書いた文面を一緒に保存する方法も説明します。

木の机に封筒、空白の便箋、万年筆、はがき、小さな紙箱を広げた場面
この記事の目次
  1. 01この場面を、誰に読んでもらうか決めます
  2. 02行程を減らして、一通の便りに直します
  3. 03絵葉書の文面を仕上げる四つの手順
  4. 04有名な景色でなくても、書ける場面はあります
  5. 05帰ってから書くなら、その日付を添えます
  6. 06写真と、自分で書いた便りを一緒に残します
  7. 07よくある質問

この場面を、誰に読んでもらうか決めます

白いはがきを前にしたら、まず相手の名前を書いてみましょう。その人の好きなもの、二人で話したこと、一緒に行こうとして行けなかった場所を思い浮かべます。旅先の景色とその記憶が重なるところから、残したい場面を選べます。同じ旅でも、きょうだいに書く便りと友人への便りは、違うところから始まるかもしれません。

相手が海好きなら、海を見たという話からもう少し近づいてみます。防波堤の先の濡れた靴や、波を待つ人など、自分が実際に見た細部を選べます。写真があれば、文章にない部分を写真に任せてもよいでしょう。景色の名前や移動順を全部説明する必要はありません。

行程を減らして、一通の便りに直します

以下の旅と便りは編集部の創作です。下書きは「由奈へ。午前中は市場に行って、昼は麺を食べたよ。午後は港を歩いて、夕方に宿へ戻ったよ。明日は別の町に行く予定。元気でね。」でした。行程はわかっても、由奈にこのはがきを書く理由がまだありません。港で思い出した二人の出来事を残し、他の予定を減らしてみます。

完成した便りです。「由奈へ。今日、港で船を待っていたら赤い椅子があったよ。うちの近所のバス停の椅子に似ていて、一緒に座ってバスに乗り遅れた日を思い出したよ。ここでは船が来るまで、その椅子で待っていたよ。帰ったら、またあのバス停に座って、この海の話をしたいな。元気でね。もうすぐ会おう。美咲より。」小さな椅子から二人の記憶へつながるように直した文面です。

絵葉書の文面を仕上げる四つの手順

  1. 宛てる相手を一人決め、その人と思い出したい出来事や会話を選びます。

  2. 旅で実際に見た中から、その記憶につながる場面を一つ選び、写真や短いメモを確かめます。

  3. 呼びかけの後に場面の細部と伝えたいことを書きます。他の訪問先や予定を減らし、一通として読みます。

  4. 使うはがきの余白に合わせて短くし、結びと名前を添えます。写真と文面を残すときは旅行日と執筆日を分けます。

有名な景色でなくても、書ける場面はあります

名所に行かなかった日にも、便りにできる場面はあります。宿の前の店が開く様子や、散歩の後の靴に付いた砂など、自分がいた場所の小さな細部を探してみます。「楽しかった」の後に何を見たか、何をしたか一つ添えると、相手が読める場面になります。

写真を見て言葉を選ぶなら、相手は初めてその写真を見ると考えてみましょう。椅子の色は短く書き、なぜ座ったかを言葉で足せます。相手の好みをよく覚えていないなら、知っているふりをせず、自分がその人を思い出した理由を書きます。通りすがりの人の私的な会話を、題材に使わなくてもかまいません。

帰ってから書くなら、その日付を添えます

旅先で書けなかった絵葉書は、帰宅後に書いても大丈夫です。「帰って写真を選んでいたら、この場面が残っていたよ」と始めれば、今いる場所から思い出を伝えられます。現地で書いているように装わず、旅の日と書いた日を分けましょう。細部を思い出せなければ、写真や当時のメモで確かめられる範囲にします。

投函せず文面を取っておくこともできます。渡すか決めていないなら、相手の住所や連絡先まで記録に入れなくてかまいません。一緒に写る人の写真を使う場合は、見せる範囲を先に相談しましょう。まだ下書きか、紙のはがきに書き写したかを一言添えると、後で区別できます。

写真と、自分で書いた便りを一緒に残します

ポゲムでは、旅行写真と自分で書いた絵葉書の文面を同じ記録に入れられます。旅行日を選んで保存し、本文に執筆日を別に書く方法もあります。後から紙に書き写したら、そのはがきを自分で撮影して残せますが、住所が写る面は保存・共有する範囲を確かめましょう。

旅行のカレンダーでその日の記録を開いたり、アルバムで旅の写真を眺めたりして、文面を探せます。実物のデザイン、印刷、郵送は別に準備します。保存した文章を誰に渡すかは自分で選べるので、私的な原稿をそのまま公開する必要はありません。

よくある質問

訪ねた場所を全部書くのですか?

一場面だけでもかまいません。訪問先を並べてから、相手とのつながりがある場面を残し、他を減らしてみましょう。はがきの余白に合わせて短くできます。

帰宅してから書いてもよいですか?

大丈夫です。帰ってから写真を見て書いたと示しましょう。旅行日と執筆日を分け、当時を思い出せない部分を事実として足さないようにします。

ポゲムに保存すると、紙の絵葉書が送られますか?

送られません。ポゲムには自分で書いた文面と写真を保存します。紙のはがきの制作・印刷・郵送は別に行います。

TODAY

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写真一枚とひと言から、少しずつ。

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